今日は新宿/代々木UTLでのマタニティヨガレッスンでした。今朝、今日のクラス内容を考えていて「出産時の会陰切開」についてお話しようと思っていたら・・・。(※会陰切開とは出産時に会陰を切ることを言います。)
本日2回目ご参加のRちゃんと話をしていたら、手の指先になにやらテープが巻いてある 話を聞けば、裁縫用のカッターで思いっきり指先を切ってしまったとのことその傷の深さだと麻酔をかけて縫うところを、切れたところが縫うのが難しい場所で病院でも縫うことができず、そのままテーピングでくっつけているところなのだそう。バックリ切れているからなかなかくっつかなくて、苦労してると。。。
オー、聞いているだけで痛くてクラクラしちゃう
でもRちゃんには申し訳ないのだけど、会陰切開の話をするのに、ものすごく良い例
ということで、この話を踏まえて、会陰切開についてお話をしてきました。
ここでの情報は、今まで森脇じゅんが信頼のおける経験のある助産師や医師から聞いてきた話や、書籍で勉強を重ねた結果の私個人の意見です。お産、特に自然出産や自然療法に関しては科学的に証明することが難しいこともあり、医療関係者との意見と相違することも多いようです。以下の内容はその点を踏まえてお読みください。
通常の出産の場合、会陰切開は必要のないことが多いのです。現に自宅出産や助産院では会陰切開は行いません。というのは、会陰切開は医療行為なのですね。助産師には会陰を切開することが許可されていないのです。助産院での出産の場合は会陰切開はしませんから、どこも切れずに出産するケース、自然に会陰部が裂けるケースがあります。
ここで、Rちゃんの指を思い出してくださいね
ザクっと人工的に切れた傷は組織が切断された状態です。なので、糸で縫合した後なかなか治りが遅くなります。しかし、自然に切れた傷跡は組織が自然に裂けた状態なので元に戻りやすいというのです。
会陰切開を受けた場合、産後に傷口が痛み、座ることや歩くことに苦労したとい言う妊婦さんが多いです。産後は赤ちゃんとの生活が始まるので、その状態では辛いですよね。できることなら会陰切開を避けられないかと思うのがママの本音だと思います。
でも、今日のクラスでも「会陰切開は必ずするものだと思っていました」という意見がほとんどでした。
そんな、そんなちょっと待って もしかしたら主治医の先生とお話をすれば、会陰切開しないでOKなケースはたくさんあります。最近はフリースタイル出産を推奨する病院も増えてきているようなので、「問題がなければ会陰切開しません」のところも多いです。
では。なぜ、会陰切開をするの?
それは、少しでも早く赤ちゃんを出してあげたいから
自然に切れた場合より縫合がしやすい
なのです。会陰を切ってあげればその分赤ちゃんの出口が広くなります。だから、最後の最後でなかなか赤ちゃんが出てこない時に切ってあげることでスムーズに赤ちゃんが出てこられるのです。それと、会陰切開をせずに自然裂傷した場合に、深いところまで損傷してしまい大きなダメージを受けるケースがあることも事実です。
だから、私は闇雲に「絶対に会陰切開はしちゃダメよ!!」とは言いたくないのです。出産はその時になってみなければ、どのようになるかはわかりません。赤ちゃんの頭が見えてから頭のサイズが大きいことがわかるケース、赤ちゃんの心拍が落ちてきて早く出してあげなければいけないケース、いろいろです。だから臨機応変に。大事な判断は主治医にお任せすると良いと思います。
でもその代り、ママ自身が出産前にきちんと『自分と赤ちゃんはどんな出産をしたいのか?』をきちんと考えください。バースプランを作成し、出産中と産後どのようにしたいのかを事細かに考えてみることもとても大切です。そして、主治医とよ~く話し合ってください。お任せスタイルの出産ではなく、ママが作るお産であってほしいです。バースプランについては今後のクラスでも詳しくお話しますね。
きちんとママ自身の『こういう出産がしたい』を考え、それを先生にも伝えた上での結果なら、どんな結果になろうとも納得できますよね。だから、一度きちんと『自分と赤ちゃんはどんな出産をしたいのか?』を考えてみてくださいね
わかりやすい医療ジャーナリストの方の記事があったので、リンク貼っておきますね→All about記事:会陰切開ってどういうもの?
本日2回目ご参加のRちゃんと話をしていたら、手の指先になにやらテープが巻いてある 話を聞けば、裁縫用のカッターで思いっきり指先を切ってしまったとのことその傷の深さだと麻酔をかけて縫うところを、切れたところが縫うのが難しい場所で病院でも縫うことができず、そのままテーピングでくっつけているところなのだそう。バックリ切れているからなかなかくっつかなくて、苦労してると。。。
オー、聞いているだけで痛くてクラクラしちゃう
でもRちゃんには申し訳ないのだけど、会陰切開の話をするのに、ものすごく良い例
ということで、この話を踏まえて、会陰切開についてお話をしてきました。
ここでの情報は、今まで森脇じゅんが信頼のおける経験のある助産師や医師から聞いてきた話や、書籍で勉強を重ねた結果の私個人の意見です。お産、特に自然出産や自然療法に関しては科学的に証明することが難しいこともあり、医療関係者との意見と相違することも多いようです。以下の内容はその点を踏まえてお読みください。
通常の出産の場合、会陰切開は必要のないことが多いのです。現に自宅出産や助産院では会陰切開は行いません。というのは、会陰切開は医療行為なのですね。助産師には会陰を切開することが許可されていないのです。助産院での出産の場合は会陰切開はしませんから、どこも切れずに出産するケース、自然に会陰部が裂けるケースがあります。
ここで、Rちゃんの指を思い出してくださいね
ザクっと人工的に切れた傷は組織が切断された状態です。なので、糸で縫合した後なかなか治りが遅くなります。しかし、自然に切れた傷跡は組織が自然に裂けた状態なので元に戻りやすいというのです。
会陰切開を受けた場合、産後に傷口が痛み、座ることや歩くことに苦労したとい言う妊婦さんが多いです。産後は赤ちゃんとの生活が始まるので、その状態では辛いですよね。できることなら会陰切開を避けられないかと思うのがママの本音だと思います。
でも、今日のクラスでも「会陰切開は必ずするものだと思っていました」という意見がほとんどでした。
そんな、そんなちょっと待って もしかしたら主治医の先生とお話をすれば、会陰切開しないでOKなケースはたくさんあります。最近はフリースタイル出産を推奨する病院も増えてきているようなので、「問題がなければ会陰切開しません」のところも多いです。
では。なぜ、会陰切開をするの?
それは、少しでも早く赤ちゃんを出してあげたいから
自然に切れた場合より縫合がしやすい
なのです。会陰を切ってあげればその分赤ちゃんの出口が広くなります。だから、最後の最後でなかなか赤ちゃんが出てこない時に切ってあげることでスムーズに赤ちゃんが出てこられるのです。それと、会陰切開をせずに自然裂傷した場合に、深いところまで損傷してしまい大きなダメージを受けるケースがあることも事実です。
だから、私は闇雲に「絶対に会陰切開はしちゃダメよ!!」とは言いたくないのです。出産はその時になってみなければ、どのようになるかはわかりません。赤ちゃんの頭が見えてから頭のサイズが大きいことがわかるケース、赤ちゃんの心拍が落ちてきて早く出してあげなければいけないケース、いろいろです。だから臨機応変に。大事な判断は主治医にお任せすると良いと思います。
でもその代り、ママ自身が出産前にきちんと『自分と赤ちゃんはどんな出産をしたいのか?』をきちんと考えください。バースプランを作成し、出産中と産後どのようにしたいのかを事細かに考えてみることもとても大切です。そして、主治医とよ~く話し合ってください。お任せスタイルの出産ではなく、ママが作るお産であってほしいです。バースプランについては今後のクラスでも詳しくお話しますね。
きちんとママ自身の『こういう出産がしたい』を考え、それを先生にも伝えた上での結果なら、どんな結果になろうとも納得できますよね。だから、一度きちんと『自分と赤ちゃんはどんな出産をしたいのか?』を考えてみてくださいね
わかりやすい医療ジャーナリストの方の記事があったので、リンク貼っておきますね→All about記事:会陰切開ってどういうもの?